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胃がん検診

胃がん検診は、40歳以上の方は必ず1年に1度検診を受診しましょう!

胃がんは早期発見・治療で治る病気です!

胃がんは早期のうちに治療ができれば、根治を期待できるがんです。がん検診や人間ドックで発見された胃がんの多くは早期の段階で発見されているというデータが出ています。

しかし胃がんは早い段階で自覚症状がでることは稀であり、気づいた時にはすでに進行していたということも少なくありません。そのため検診を受けることが重要です。

胃がんの原因

□塩分の多い食事  □喫煙  □野菜や果物の摂取不足  □ヘリコバクターピロリ菌


胃がんの原因として上記4つが考えられます。

食塩を摂りすぎると胃の粘膜が荒れ、がんができやすくなります。

また、喫煙者の唾液に含まれるニコチンが胃に入ると胃の粘膜に作用して悪影響を及ぼすと考えられており、喫煙者の胃がん発生リスクは2倍になります。

一方、野菜や果物を摂っている人は胃がん発生リスクが低いという研究データが出ています。

そして、現在最も注目されているのがピロリ菌です。ピロリ菌の保有者が必ずしも胃がんになるわけではありませんが、胃がん発生リスクは非常に高いと言われています。

ヘリコバクターピロリ菌とは?

ヘリコバクターピロリ菌(ピロリ菌)は、胃の粘膜にとりついて炎症を起こす細菌で、胃がんの危険因子でもあります。ピロリ菌は飲み水や食べ物を介して口から感染します。日本人の約50%が感染しており、そのほとんどが免疫機能が低い幼児期に感染すると言われています。大人になってから感染することは稀ですが、一度ピロリ菌に感染すると除菌をしない限り一生保有することになります。

ピロリ菌の検査方法は、血液検査や呼気検査など様々な方法があります。

ピロリ菌を除菌することで胃がんにかかるリスクを低くするという研究結果が集積しつつあります。

もしも感染していた場合は、除菌について医師に相談しましょう。

除菌療法後も定期的な胃がん検診が必要です。

胃がん検診とは

胃がん検診にはX線検査(バリウム検査)胃内視鏡検査の2種類あります。


☆胃X線検査(バリウム検査)

バリウムという造影剤と胃を膨らませる発泡剤を飲み、X線を当てながら胃を撮影する検査です。

☆胃内視鏡検査

細い管である内視鏡を鼻や口から入れ、胃の中を直接撮影する検査です。


詳しくは胃がん検診の流れをご覧ください



秋田県総合保健センターで実施している人間ドック健診では

胃内視鏡検査をお受けいただけます。1日の実施人数に限りがございますので、完全予約制となっております。

中央健診センターの施設健診ではバリウム検査を実施しております。

また県北地区、中央地区、県南地区で実施しているバスでの巡回健診もバリウム検査を行っております。

胃がん検診(胃X線検査)を受診できない方

以下の方は胃エックス線検査を受診できません。医師と相談のうえ内視鏡検査をお勧めします。

☑ 妊娠している方、妊娠の可能性がある方

☑ 以前にバリウムを飲んで具合が悪くなったり、アレルギーの症状が出たことがある方

☑ 体重が130kg以上の方

☑ のどの病気や手術をしたことがある方

☑ 検査当日まで1週間以上排便がない方

☑ 検査当日にインスリンや血糖降下剤を服用した方 (インスリンポンプ使用の方は受診可能です)

☑ 胃がんの診断を受け治療を継続している方

授乳中の方が下剤を内服すると赤ちゃんもお腹がゆるくなることや下痢をすることがあります。

検査自体は問題ありませんが、バリウム検査を行った後は必ず下剤をお飲み頂く必要がありますので、気になる方は再度検討して頂きますようお願い致します。

胃がん検診の流れ

こちらからご覧いただけます。

⚠精密検査の結果が届いた場合・・・

精検依頼書健康保険証をもって必ず専門医療機関を受診してください。

X線検査を行った方は、精密検査で胃内視鏡検査を行います。

 

胃内視鏡検査を行った方

胃がんかどうか疑わしい病変があった場合にはその部位を少量採取して顕微鏡で詳細に調べる検査(組織細胞診)を行います。

個人によって精検内容が異なります。



❀検診時に配布しているリーフレットはこちらからご覧いただけます❀

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