子宮がん検診は、20~39歳の方は毎年、
40歳以上の方は2年に1度必ず検診を受診しましょう!
子宮頸がんの原因
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが99%原因と言われています。
HPVはごくありふれたウイルスで性交渉の経験のある女性の約50%以上が50歳までに感染を経験すると言われています。感染したとしても、90%以上が体内から自然に排出されます。
しかし、ウイルスが体内から排出されず、感染が持続した場合、数年~数十年かけて子宮頸がんへと進行してしまうのです。

子宮頸がん検診とは
✿子宮頸がん検診(子宮細胞診)
子宮の入り口部分である子宮頸部を医師がブラシで軽くこすり、細胞を採取し顕微鏡で調べます。
婦人科超音波検診とは
子宮頸がん検診に併せて積極的に実施することをお勧めしています。
膣の中に超音波診断装置の細い筒状の器具を入れて卵巣や子宮及びその周辺の状態を画像で判断します。
卵巣や子宮内膜の異常の有無を確認することができます。
子宮頸がん検診(婦人科超音波検診)の流れ
検査後の注意
検査の後に出血することがありますが、ほとんどの場合、2~3日で止まりますので心配ありません。
①出血のある時は入浴は控え、シャワー・かけ湯程度にしてください。
②性行為は2日程控えてください。
③出血量が増えたり、何日も続くようであれば、専門医にご相談ください。
⚠精密検査の結果が届いた場合・・・
精検依頼書とマイナ保険証等資格情報が確認できるものをもって必ず専門医療機関を受診してください。
精密検査では、細胞診や組織診、HPV検査等を行います。
✿組織診とは・・・
組織診では、細胞のかたまりを取り出すため、細胞診より確実な診断を得ることできます。
✿ HPV(ヒトパピローマウイルス)検査とは・・・
子宮頸部から採取した細胞を使って、細胞診と同時に検査します。HPVの感染の有無を調べる検査です。
※個人によって精検内容が異なります。
❀検診時に配布しているリーフレットはこちらからご覧いただけます❀