子宮頸がん検診と同時に実施します。
卵巣は子宮の左右に卵管とともにある臓器で、大きさはうずら卵大です。女性ホルモンの分泌等に携わっています。最近、ここに腫瘍ができる頻度が、日本で年々増加していてます。初期の症状はほとんどなく、かなり大きくなってから発見されることが多いことから、静かながん(silent cancer)と言われたりしてます。初期に発見された場合は、ほとんどが手術等で治りますが、進行して発見された場合は、非常に困難となります。
検診内容
1.問診
- あなたの年齢、結婚歴、分娩等についてお尋ねします。
- また、閉経の年齢、不妊治療を受けたかどうかも質問いたします。
2.診察
- 診察は双合診といって、子宮と卵巣を両手で挟む診察を行います。
- 子宮と卵巣の大きさ、可動性、痛みの有無等について診察します。
- 診察時間は短時間で終わり、痛みなどはほとんどありません。
3.経膣超音波
- 診察の後に、膣より超音波断層装置のプローブを挿入し、診察だけでは発見できないような卵巣の画像判断をします。