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乳がん検診

乳がん検診は、40歳以上の方は必ず2年に1度検診を受診しましょう!

乳がんは早期発見・治療で治る病気です

早期乳がんの場合、10年生存率(乳がんの手術を受けた患者さんが10年後に生存している確率)90%以上になっています。マンモグラフィによる検診の場合、発見されるがんの7割は早期がんです。検診を受けて早期発見、早期治療によって乳がんの死亡率は減らすことがます。

✿早期発見のためには、定期的に検診を受けること月1回のセルフチェックが大切です✿

乳がんのできやすいところ

 乳房の外側上方が一番多く、次いで内側上方、外側下方、内側下方、乳首付近の順になっています。


 出典:東北大学病院データ(2011-2014年)

乳がんに特に注意してほしい人(リスク要因)

1.祖母、母、姉妹に乳がんになった人がいる
2.出産歴がない、初産年齢が遅い
3.初経年齢が早い、閉経年齢が遅い

※当てはまる人が必ず乳がんになるわけではなく、反対に当てはまらない人でも乳がんになる可能性はあります。

乳がん検診とは?

乳房のX線撮影のことをマンモグラフィと呼んでいます。乳房を撮影装置の検査台に乗せ、プラスチックの板ではさんで圧迫し、厚さを均等にすることでがんを発見しやすい写真を撮影します。撮影時に痛みを伴うこともありますが、我慢できなければ撮影技師に伝えて下さい。

当事業団で受診される場合の注意事項

●妊娠している方、妊娠の可能性のある方は検査を受けることができません

V-Pシャント施行者、CVポート留置者、ペースメーカー装着者、豊胸術実施者は医療機関で受診してください

●乳がんの診断を受け治療を継続している方は検査の対象外となります

●月経前や授乳中の方は乳腺が発達しているので、正常な乳腺の影が濃くなってしまい、異常所見が分かりづらくなってしまうため正しい評価ができないことがあります

乳がん検診の流れ

⚠精密検査の結果が届いた場合・・・

精検依頼書マイナ保険証等資格情報が確認できるものをもって必ず専門医療機関を受診してください。

精密検査では、マンモグラフィの追加撮影超音波検査細胞診組織診を行います。

超音波検査とは・・・

乳房に超音波をあて、組織からの反射をとらえて画像にし、わずかな濃度の違いで病巣を診断するものです。しこりとして触れない小さな腫瘤も映し出します。

細胞診とは・・・

しこり(腫瘍)に直接細い注射針を刺して吸引した細胞や乳頭からの分泌液を顕微鏡で観察します。

組織診とは・・・

組織診では、細胞のかたまりを取り出すため、細胞診より確実な診断を得ることできます。

個人によって精検内容が異なります。


ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)のすすめ

ブレスト・アウェアネスは、乳房を意識する生活習慣です。
 女性が乳房の状態に日頃から関心をもつことにより、乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談するという正しい受診行動を身につけましょう。

❀検診時に配布しているリーフレットはこちらからご覧いただけます❀

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