特定健康診査・特定保健指導

特定健康診査
◇ 対象者
- 医療保険(国保・政府管掌健保・組合健保・共済組合)に加入している 被保険者(本人)・ 被扶養者(家族)の内、40歳から74歳までの方が対象となります。
◇ 目的
- 特定健診では、腹囲測定等の項目を加え内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の該当者や予備群の発見を重視し、生活習慣を見直していくことを目的にしています。

◇ 基本的健診項目(※必須項目)
- 問診
- 診察
- 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
- 血圧測定
- 血液化学検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
- 肝機能検査(AST、ALT、γ-GTP)
- 血糖検査(空腹時血糖又はHbA1c)
- 尿検査(尿糖、尿蛋白)
◇ 詳細な健診項目(※一定の判定基準の下、医師が必要と判断したものを実施します。)
- 心電図検査
- 眼底検査
- 貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
後期高齢者健診

◇ 対象者
- 75歳以上の方
◇ 目的
- 糖尿病等の生活習慣病の早期発見を目的にしています。
◇ 基本的健診項目
- 問診
- 診察
- 身体計測(身長、体重、BMI )
- 血圧測定
- 血液化学検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
- 肝機能検査(AST、ALT、γ-GTP)
- 血糖検査(空腹時血糖又はHbA1c)
- 尿検査(尿糖、尿蛋白)
特定保健指導

◇ 対象者
- 特定健診を受診した全ての方が、健診結果をもとに生活習慣病の発症リスクなどから、「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」の3階層のいずれかに位置付けられ、その中で「動機づけ支援」「積極的支援」に該当した人が対象となります。
◇ 目的
- 対象者自身が健診結果を理解して体の変化に気づき、自らの生活習慣を振り返り、生活習慣を改善するための行動目標を設定することや、対象者自からが行動目標を実践できるよう支援することにより、自分の健康に関するセルフケア(自己管理)ができるようになることを目的としています。
◇実施内容
- 動機づけ支援では、初回面接と通信による6か月後評価を実施します。
- 積極的支援では、初回面接と面接や通信を組み合わせた180ポイント以上の継続的な支援及び6か月後評価を実施します。
◇ 保健指導対象者の具体的な選定と階層化の方法

※保険者の判断により、動機づけ支援、積極的支援の対象者以外の人に対しても保健指導を実施することができます。
※H25年度より、HbA1cの数値は国際標準化に伴い、日本独自のJDS値から国際基準のNGSP値に変更されました。
特定健康診査・特定保健指導データベース
国立保健医療科学院ホームページの特定健康診査・特定保健指導データベースへリンクします。
◇ 特定健診
- 県北健診センター https://kenshin-db.niph.go.jp/kenshin/kikan_checkups/view/3177
- 中央健診センター https://kenshin-db.niph.go.jp/kenshin/kikan_checkups/view/3180
- 県南健診センター https://kenshin-db.niph.go.jp/kenshin/kikan_checkups/view/3193
◇ 特定保健指導
- 県北健診センター https://kenshin-db.niph.go.jp/kenshin/kikan_guidances/view/1605
- 中央健診センター https://kenshin-db.niph.go.jp/kenshin/kikan_guidances/view/1606
- 県南健診センター https://kenshin-db.niph.go.jp/kenshin/kikan_guidances/view/1608